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ブリュートナー最新入荷情報 

   2021年7月22日更新

ドイツ・ライプツィヒで生まれたブリュートナー。
聖トーマス教会の響きを持つ夢のピアノです

下記すべて新品入荷予定です

〜2021年10〜11月頃入荷予定のピアノ〜
■ ブリュートナー モデル10(166cm) ウォルナット艶消し 1台
■ ヘスラー K118 ウォルナット艶消し 4台

現在、コロナの関係で部品の供給が滞っており、ブリュートナー社の工場は継続して動いておりますが、レンナー社が止まっていたり等、部品の到達が滞っているために入荷が遅れております。

※特にブリュートナーアップライトとグランドピアノは到着が遅れる場合があります。また、到着して即売約済みとなることも多々ございます。
ご試弾をご希望の方は、お電話でご確認の上お越し頂きますようお願い申し上げます。


ドイツピアノ協会(Bundesverband Klavier e.V.)
略して「BVK」 認定取得ブランド


認証制度により、100%「Made in Germany(ドイツ製)」または「Made in Europe(ヨーロッパ製)
であることをドイツピアノ協会(BVK、Bundesverband Klavier e.Vが保証します。

ドイツピアノ協会(BVK)では、グランドピアノやアップライトピアノを購入する方のための
市場透明化を目指し、厳格な認定条件を導入し、認定を希望し条件を満たす協会の
会員に対して認定を証明する制度を運営しています。

認定条件に準じ、認定取得を申請できるのは、その100%がドイツもしくはヨーロッパ内で
製造されたブランドに限られます。
認証を取得した製造業者は、認証ブランドの製品に、BVKの 「Made in Germany」
もしくは 「Made in Europe」マークを使用し、認証取得を広告宣伝に使用することを許されます。



********************* Bluthner(ブリュートナー)のBVK認定証 *******************




********************** Haessler(ヘスラー)のBVK認定証 **********************




Haessler(ヘスラー)について、よく頂く質問にお答えします


「Haessler(ヘスラー)とRonisch(レーニッシュ)は同じピアノなんですか?」
とのお問い合わせを頂くことがあります。

先に結論から申し上げますと、Haessler(ヘスラー)とは異なります。
使用木材のクオリティーも異なりますし、製造に携わっているスタッフも異なります。

レーニッシュ社はブリュートナー社に合併されて以来、
ブリュートナー工場の敷地内に工場を新設して製造するようになりました。
ヘスラーと共通の材料を使っている部分もあり、素晴らしいピアノのひとつですが、
原価も異なるので、当然100%同じ材料というわけにはまいりません。

また大きな違いのひとつとしては、
私共ピアノクリニックヨコヤマが輸入総代理店になって以来、
日本に入ってくるHaessler(ヘスラー)は全て、
世界四大メーカーのひとつ Bluthner(ブリュートナー)社の中でも
Bluthner(ブリュートナー)の製造を任されている精鋭の技術者のみが製造しているところでしょう。
実際、Haessler(ヘスラー)には、譜面台の左下あたりに
「made by Bluthner」(ブリュートナー社製造)の刻印がありますが
Ronisch(レーニッシュ)にはありません。
Bluthner社も、その違いを明確にするために、
Bluthner社とのつながりを示す刻印を入れていないとの事。

当然のことながら、出てくる音色、タッチ、表現の幅、その全てにおいて、
ヘスラーとレーニッシュは別のピアノです。

また、ヘスラーは世界一のアクションメーカーとして名高いレンナーアクションを
使用しており、これもレーニッシュと異なる点のひとつです。

ピアノはどのメーカーもそれぞれに個性があり、それぞれに素晴らしい点がたくさんあります。
実際に弾き比べてみて、ご自身の耳で確かめて頂けますと幸いです。


石造りの教会で聴くコーラスのごとく豊かな響きをもつ名器
Bluthner (ブリュートナー)


ブリュートナー社は1853年の創業以来、変わらない伝統と品質を守り続けている老舗ピアノメーカーです。
世界の名器として、ドビュッシーやプロコフィエフ他、数多くの作曲家や演奏家に愛用されてきました。
天に立ち上昇るような豊かな響き、ふくよかに広がる音色は、まさに夢のようです。

他の数々の伝統あるピアノメーカーが、時代とともにピアノの設計を変え、
音色もより煌びやかな方向へ進んでいる昨今ではありますが、
このような時代だからこそ、人は心に安らぎを与えてくれる音色を欲するようになってきたのだと思います。

ここ数年の間で、ブリュートナーを使って録音する演奏家が増えてまいりました。
本場ヨーロッパでは、現在、ブリュートナーは、ホールで使用されているグランドの台数が
スタインウェイに次いで多く、家庭に普及しているピアノとしても、ヨーロッパで最も人気のある
メーカーとして知られています。

やわらかさの中にある奥ゆかしい艶、響き。
これこそが、人々を魅了するブリュートナーの音色であり、
ブリュートナー社は、創業当時から一貫して変わらぬ音色、響きを追及し続けています。

日本ではまだブリュートナーの正しい情報が伝わっておりませんが、
正しい調整を施し、ヨーロッパ伝統の調律を施すと、素晴らしい声で歌うピアノです。
「以前にブリュートナーを弾いたけど、ぴんと来なかった」
というご経験をお持ちの方も、ぜひもう一度、ブリュートナーの音色を、響きを、
体験して頂きたいと思います。
「これがブリュートナーの音色だったのか」と、
驚かれることと思います。

ブリュートナーは、熟練の技術者たちが全行程を手作業で製造しており、
年間で200台ほどの生産台数です。
受注生産となりますので、在庫にない場合はアップライトピアノなら2〜3か月、
グランドピアノの場合は半年ほどお待ち頂くこともあります。
妥協なき技術者たちの魂と伝統技術の結晶を、少しでも損ねることのないよう、
私共は万全を期して、全て空輸で仕入れております。

生涯の友とするピアノをお選びになるときに、
どうかブリュートナーを知らないまま選ばれることのありませんように。


ブリュートナー日本総代理店 泣sアノクリニックヨコヤマ